明日の結婚記念日のお祝いに、夫婦で紀尾井町「ホテルニューオータニ」の
中に入っている「トゥールダルジャン」に行ってきた。言わずと知れた、
パリの高級フランス料理店の世界唯一の支店である。当然のことながら、
男性はジャケットとネクタイの着用を義務付けられていた...
って、これって一体どういう意味があるのだろうか?
チーム6%に個人登録している小生にとって、タイの着用を義務付けられるなど...
、などと言いつつも、汗をダラダラ流しながら、いざ店内へ...。
席に通されると、今宵のコースメニューが用意されていて、驚いたことに
「結婚1周年記念ディナー M.et Mme.○○○○○○○○」と名前がプリントされて
いるのだ。(仏語で)店員の対応も、とても感じが良くて、期待は膨らんで
いくのであった。
前菜は「トゥールダルジャン特製 フォアグラ」。
そして「海の幸ナージュ仕立て」から...
「アスパラガスの冷製スープ」へと続く。
そして、メインの「幼鴨のロースト“マルコ ポーロ”」が...。
ここの鴨のローストは有名で、手がけた鴨の一羽一羽にナンバーリングをしているのだ。
その昔、当時、皇太子であられた昭和天皇を53,211羽目の鴨でもてなす栄光を授かり、
1984年に東京に初めて支店をオープンした時は、その栄光に由来した53,212羽目の鴨から
ナンバーリングを始めたそうだ。
今宵、我々が食べた鴨のシリアル・ナンバーは、「185786」。
一羽の鴨から2人前が取れるのだとか。
食してみると、濃厚な味わいで、柔らかい肉質の割りに食べ応えがあった。
赤ワインに良く合う味である。トレボ~ン!
思い返してみると、魚料理も、スープも、濃厚な味わいであった。写真は季節のサラダ。
ミネラルウォーターがガス入りだったためか、お腹がいっぱいになってしまった。
デザートのスイーツも、コーヒーも美味しくて、充実した結婚記念ディナーとなった。
子供を、オータニのベビールームに預けていたので、食事中も気になっていたが、
2時間半良く眠っていてくれたようで、一安心だった。
たまには、正装して家族でディナーも、良いものである。